写真作品の製作工程をカテゴリー分けして説明します。写真作品の製作は、”見ること”、”考えること”、”撮ること”、”作ること”、”語ること”を組み合わせつつ、反復運動することだと思います。
注意深く見ることを心掛けると、製作する作品の質が変化していきます。撮影する時に撮る相手をよく見ることはもちろんですが、常日頃から写真作品に限らず色々な映像作品を丁寧に見るクセをつけます。
ひらめくために心掛けていることはあります。ある課題をどう解決するか？は、何度も経験して出来ることだと思います。今まで経験した事例をお伝えしますので、写真が思考の一つのカタチだと実感してもらえれば、と考えます。
撮影については、簡単に撮るコツをお伝えします。基礎を押さえて、どんどん撮影して、慣れていけば、自分でアップデートしていけます。だって、この記事を読もうと思う人は写真の撮影が好きな方だから。あとは、前後の項目に対する理解を深めましょう。
作品の質を向上させるためには、フォトショップによる後処理が欠かせません。モノクロプリントの焼き込みや覆い焼きみたいなものです。写真のお作法と思ってください。その次の工程の展示の仕方の考察もしていきます。
積極的に写真について語る機会を得る努力をしましょう。自身にとって最も強力な変化をもたらします。具体的には、自分の作品を展示する機会を作り、作品の前に立ち、鑑賞者とコミュニケーションをとることです。