これまで製作した作品を紹介します。各項目の画像アイコンをクリックすると、作品ページへ移動します。作品には、製作者の行動範囲が写ります。遠出をしない僕の作品は、住んでいる街の光景がメインです。
愛知県一宮市に2000棟以上残るノコギリ屋根の工場についての写真作品です。今も稼働している工場が響かせる機械音を、絶滅危惧種の動物の心音に見立てて題名をつけました。
真清田神社の参道に軒を連ねる商店街には、大規模なアーケードが架かっています。2003年に撮影したので、現在の商店街の様子との変化を感じることができます。今も変化し続けている街。
木曽川沿いにUFOみたいな塔があります。近未来的なイメージの塔は、のどかな周辺地域の雰囲気を拒絶し、空気感のコントラストが異常に高い場を作っています。近未来であるはずの現在でも、塔は相変わらず近未来的に感じ、時代が塔に追いつけないままなのです。
このテナントビルは、昭和の栄華を体現した様子を今に伝えています。カラーリングや、窓の配置など、やり散らかした昭和を象徴している気がします。
これも2003年の撮影です。当時住んでいたアパートは4階建てだったので、エレベータがありませんでした。若い頃は高いところが好きなので、躊躇なく4階に住んでいました。毎日使う階段を作品にしました。
ご近所に貸倉庫があり、東西にそれぞれ9つの倉庫が向かい合って並んでいた。すべてが常に閉まっているため、どれほどの倉庫が稼働しているかわからなかった。ある日一つのシャッターが開いているのに出くわした。
日常では意識しない線引きで物事をまとめてみると、何かしらの新しい視点が見えてくる?と期待して、行われた企画展示の作品です。住所が一丁目一番地の場所を撮影してみました。